アートマイムからパフォーマンス学会まで

第1回パフォーマンス学会

下北沢へサンキュー手塚さんの公演を見に行ったその次の日、両国へ出掛けました。
先ずはシアターXで日本アートマイム協会の旗揚げ公演を見て、そのあとは巣鴨へ移動し落語会に行く予定です。イベント続きで仕事に行く暇もありません。週末なのに。

日本アートマイム協会会長のJIDAIさんの舞台を見るのは初めてです。公開レッスンもあるということでとても楽しみにしていました。
感想については、「シアターΧ批評通信」に批評を書くことになったので、そちらをご覧下さい。(宣伝)

会場では懐かしい人たちに何人か会いました。最近古い知り合いと再会する機会が増えています。そういう年になったのかな、と感じます。
シアターXを出て両国駅に向かう途中、知り合いのパフォーマーに会いました。いろんな人と会うな、と思い立ち話をすると、今日はここ両国で第1回パフォーマンス学会が開かれるというではありませんか。
学会の立ち上げの話は聞いてはいましたが、そうか今日でしたか。落語会が始まるまでまだ時間があります。私は学会に顔を出すことにしました。

会場はすでにたくさんの人で埋まっていました。ここでもやはり知った顔を見かけます。そんな中でなぜか関西のパフォーマーがやたら目につきます。週末の忙しい時期にこんなところで何をやっているのでしょう。仕事はいいのか、と余計なことも考えてしまいます。
学会では10人ほどの方の発表が行われていました。その多くが私などにはとても思いつきもしないようなテーマです。お客さんの満足度や天候、技などを数式にあらわしてどうなるのか。そもそもその数式は正しいのか。ある程度は予想はしていましたが、その上を行っていました。
若い発表者の方の中には、パフォーマンスというよりジャグリングについて語っている人もいました。ジャグリングすることがそのままパフォーマンスになると思っているのかな、とも感じました。
しかし、ある程度齢を重ねた方の発表は聞きごたえがありました。パフォーマンスを考察するというのもそろそろ面白い時代になっているようです。
発表終了後、その場で懇親会が始まりました。参加者の方達と話をしてみると、やはりパフォーマーの方がたくさん来ているようでした。みんな仕事はしなくていいのでしょうか。不思議な愛に満ちた時間はあっという間に流れていき、気がつくと落語会が始まる時間はとっくに過ぎていました。

 

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